当事務所で実施している月次決算の監査では、一般的につくられる残高試算表(貸借対照表や損益計算書など)だけではなく、
などを、なるべく専門用語を多用せず易しい表現に変えて作成しております。
これらはシステムからの標準帳表として出力されたものではなく、業種や支払サイクルなど、お客さまの経営実態に合わせた当事務所独自のツールとして作成しています。
変動損益計算書とは、発生する費用を「変動費」と「固定費」とに峻別し、「限界利益」という利益概念を計算して、会社の収益力の測定や改善策、適切なコストコントロールなど“経営管理”を目的とする損益計算書です。
これらのリアルタイムに近い経営数値を毎月の訪問時に経営者さまに説明することにより、現在と過去との比較、また、会社全体から詳細に渡ってさまざまな動向をとらえる情報源として、今後の課題や対策、自社の強み、将来の投資計画も含めた資金繰り対策などに役立てていただきます。
時には会計以外のことも雑談のように私たちとお話しいただくなかで、意外な気づきがあったり、と毎月の訪問から、経営改善のヒントが思わず出てくるような楽しいサポートを毎回、心がけています。
希望する関与先さまには、会社の幹部や管理者が定期に開催する経営会議へ私たちも参加しています。経営会議では、私たちが独自に作成した図式化経営シートを利用して会社の業績や課題などをご説明いたします。
独自の図式化経営シートには、例えば、
巡回監査で積み上げた会計数値を経営トップだけでなく、経営の各部署を担う責任者の方々ともシェアすることで、自社の経営の課題が見え、同時に解決のためのアイデアも生まれてきます。結果、実績として、社員の給与ベースが5~15%アップした事例もあります。
会計情報に“動力”が加わることで、効果的に経営改善が可能になると私たちは考えております。