万全の資金繰りを行うためには?⑥
今朝、通勤中に多くの学生を目にして、やっと学生も新学期が始まったんだなと感じました。
さて、4月に入り1週間が経ちましたね♪
新入社員の方は、仕事など少しずつ慣れ始めていると思いますが、どうですか?
日々の仕事の他に、新入社員の教育など、年度初め独特の仕事が多くあり、大変忙しいと思いますが、頑張っていきましょう!
さて、今回は「万全の資金繰りを行うには?⑥」です。
「万全の資金繰りを行うには?⑤」では、金額の算定のポイントを説明させていただきました。
今回は、売上高見積もりのポイントについてです。
経常収入による資金の回収のほとんどは売上代金の回収です。そのため経常収入の金額を予想する前に、
①売上高の目標(予想)を設定します。
この売上高を正しく予想(これからの実際の売上高とブレを少なく)することが資金繰り予定表を作成するうえで最も大切な作業です。
しかし、正しく売上高を予想するというのはとても難しいことです。そこで、過去の実績や今後の予想などを踏まえて、売上高を目標(予想)する必要があります。
次に、
②目標の売上高を過去(前年度)の月ごとの売上比率を用いて各月の売上高を見積もりをします。
単純に、目標(予想)の売上高を12(ヶ月)で除するのでもいいのですが、②を行うことにより、より会社の実態に沿う目標(予想)売上高を設定できます(特に、シーズンあるいは月ごとに売上高の差がある業界には有効な方法です)。
会社の資金繰りを改善していきたいと考えている方は、是非「こちら」へ
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公認会計士・税理士 権田 俊枝
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