会社の健康(指標)を診てみよう㉙
今日は、昨日のぐずついた天気と異なり、いい天気ですね。その分花粉がちょっと気になりますが・・・。
それでは、今週も張り切っていきましょう!
「会社の健康を診てみよう㉘」では、指標ではなく、前月や1年前など過去の「貸借対照表」と今の「貸借対照表」との比較のチェックポイントとして「買入債務編」について説明しましたね。
今回の「会社の健康を診てみよう㉙」でも、指標ではなく、前月や1年前など過去の「貸借対照表」と今の「貸借対照表」との比較でのチェックポイントを診てみましょう。
●会社の健康を診てみよう㉙貸借対照表から会社の健康状態を診てみよう③~
・たな卸資産編
「売上債権」「買入債務」と同様、「たな卸資産」の増減額の分析です。
たな卸資産が増加してるということは、仕入れた「たな卸資産」が現金化されず、また、仕入代金の支払いで手元資金が流出(マイナス)という状態になります。
そこで、まずは主要商品別にたな卸資産の残高の増減額を分析していきましょう。
また、帳簿管理だけではなく、定期的に実地棚卸を行い、過剰在庫や不良在庫、架空在庫がないかもチェックしてみましょう。
売上が伸びると、商品等の在庫が多くなっていきやすいので、たな卸資産の在庫管理をしっかり行い、資金管理をしていきましょう。
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公認会計士・税理士 権田 俊枝
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