生命保険の経営への活用法①
経営者が抱える課題の1つとして、事業の継続が挙げられます。現在、元気バリバリであってもいつ『万が一』が起こるか分かりません。
また最近、自然災害が全国各地で多く発生しています。大きな災害でなくても、日常生活の中で、交通事故や病気など『万が一』は常に潜んでいます。
実際に、ここ最近、通勤や帰宅の最中に交通事故車を多く見ています。
もし、経営者に『万が一』が起きてしまった場合、会社や残された家族に何かしら保障(資金)が必要になります。自己資金では賄えない・・・。そんな不安を解消するのが「保険」の役割です。
そこで、今回の「生命保険の経営への活用①」では、経営者の生命保険の活用場面を説明します。
●経営者の生命保険活用場面
経営者が保険を活用する場面として、大きく分けて4つあります
<会社の事業継続>
主な例として、「借入金の返済」「運転資金の確保」があります。
<役員退職金>
主な例として、「死亡退職金」「生前退職金」があります。
<相続・事業承継資金>
主な例として、「自己株式の買取資金」があります。
<その他>
主な例として、「財務的な政策」「社員の福利厚生など」があります。
そして、この経営者が生命保険を活用する場面の主な例をグルーピングしてみると、2つに区分することができます。
それは、「万が一の時の保険」と「元気な時の保険」です。
グルーピングをしたとき、「万が一の時の保険」に該当するのが、「借入金の返済」「運転資金の確保」「死亡退職金」「自己株式の買取資金」で、「元気な時の保険」に該当するのが「生前退職金」「財務的な政策」「社員の福利厚生など」となります。
こう見ると、多くの保険活用法があり、どれから手を付けたらよいのか迷われる経営者の方もいらっしゃるのではないかと思います。
そこで、保険に入る前にまず、「保険に加入する目的を明確にする」ところから考えてみてください。
目的(将来)を明確にすることによって「今」どのような対策をしたらよいのかが見えてきます。
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公認会計士・税理士 権田 俊枝
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