生命保険の経営への活用法②
今週20℃を超える日が続き桜が見ごろになりましたね。
今週末はお花見をされる方もいらっしゃるのでしょうね
この時期しか楽しめない桜。思う存分堪能しましょう。
それでは、今日も張り切っていきましょう!
「生命保険の経営への活用法①」では、経営者の生命保険の活用場面を説明しましたね。
経営者が保険を活用する場面として、大きく分けて下記の4つがありましたね
「会社の事業継続(主な例として、「借入金の確保」「運転資金の確保」)」
「役員退職金(主な例として、「死亡退職金」「生前退職金」)」
「相続・事業承継資金(主な例として、「自己株式の買取資金」)」
「その他(主な例として、「財務的な政策」「社員の福利厚生」など)」
そして、この経営者が生命保険を活用する場面の主な例をグルーピングしてみると、2つに区分することができましたね。
それは、「万が一の時の保険」と「元気な時の保険」です。
「万が一の時の保険」に該当するのが、「借入金の返済」「運転資金の確保」「死亡退職金」「自己株式の買取資金」
「元気な時の保険」に該当するのが、「生前退職金」「財務的な政策」「社員の福利厚生など」となります。
今回の「生命保険の経営の活用②」では、保険をかけておくメリット(万が一の時)について説明します。
●保険をかけておくメリット(万が一の時)①
・運転資金の確保
会社を経営していくなかで最も重要になるのが運転資金です。
経営者に万が一が起きても、事業を滞りなく継続させることが会社にとって必要となります。また、会社の舵を取っていた経営者が突然いなくなれば、会社がどの方向に進むのか予想がつかなくなってしまいます。
そのため、会社の軌道を元に戻すまで一時的に多額の運転資金が必要となりますが、会社にそれだけの十分なキャッシュがあることは数少ないと思います。
会社に十分なキャッシュがなくても、運転資金を保険金で賄えるというメリットがあります。
また、会社に資金があることによって後継者も会社の体制を整える時間が確保できます。
次回の「生命保険の経営への活用法③」では引き続き、「保険をかけておくメリット(万が一の時)」について説明します。
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