生命保険の経営への活用法⑨
事務所のバラもだいぶ成長し、まではここまで大きくなりました♪
ここ最近暖かくなり、一気に葉っぱの部分は大きく成長中です。
残念ながらまだ、ツボミは見当たりませんが、5月の中旬頃が開花時期のようなので楽しみです。
それでは、今日も張り切っていきましょう!
「生命保険の経営への活用法⑧」では、「保険をかけておくメリット(元気な時)」として、「資金繰りに役立つ保険(財務的な対策)」を説明しました。
今まで順調に売上げや利益を確保していても、市場の関係や、自然災害などの影響で、売上げや利益が大きく減少する恐れが十分にあります。また、順調だった資金繰りが悪化し、銀行等からの融資も厳しくなる場合もあります。
そのような時に役立つのが、「資金繰りにも役立つ保険」です。保険の一部または全てを解約することにより「解約返戻金」が受取ったり、契約者貸付を受けたりして資金調達することもできます。
今回の「生命保険の経営への活用法⑨」では、「保険をかけておくメリット(元気な時)」として「従業員の福利厚生など」を説明します。
●保険をかけておくメリット(元気な時)
・社員の福利厚生など
経営者として、従業員の為に以下のような事について生命保険を活用することができます。
①従業員に万が一のことがあった時
従業員に万が一のことがあった時に、会社が従業員の遺族に対して、会社の福利厚生の一環として、弔慰金の支給などが考えられます。
②従業員が退職するとき
創業当初から経営者とともに、会社を発展させてきた従業員などが退職する時に退職金を支給することがあります。経営者の退職と異なり、従業員の場合には退職者が複数いる場合もあり、まとまった資金が必要となります。
これらの問題を解消するために、計画的に資金を蓄える保険商品に加入します。経営者の死亡・生前退職金同様に、保険金から弔慰金、従業員退職金が賄われるため、会社のキャッシュが留保されることになります。
元気な時でも、いざという時に活用のできる生命保険。万が一の時同様に見直しをしてみてはいかがでしょうか?
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公認会計士・税理士 権田 俊枝
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