会計初級の書②~貸借対照表の構造その1~
月曜から連日雨が降っていますね。ゴールデンウィークにこのような天気が続かなくてよかったですね。
ゴールデンウィーク期間中は暖かったため、いつの間にか事務所の花もグングン成長していて、ストレプトカーパスの花が・・・
一輪咲きました♪
この一輪以外にも蕾がついているので開花が楽しみです。
さて、会計初級の書の第2回目となりました。今回は『貸借対照表』を注目していきましょう!
貸借対照表とは、会社のある一時点の財政状態を示したものです。
●貸借対照表の構造
「会計初級の書①」にて貸借対照表は、会社のある一時点の財政状態を示したものと説明しました。
そして、貸借対照表には 『資産』 『負債』 『純資産』 の3つが表示されているとも説明しましたね。
この 『資産』 『負債』 『純資産』 が会社の財政状態を示していて、この3つがある一時点の残高(価値)を表示させているものが、貸借対照表なのです。
そして、この貸借対照表を知ることにより、「お金はどうやって調達したのか」「調達したお金は何に使ったのか(どのようにお金を運用したのか)」が分かります。
ちなみに、
『資産』・・・調達したお金を何に使ったのかが分かります。
『負債』と『純資産』・・・どうやってお金を調達したのかが分かります。
『負債』は、別名『他人資本』
『純資産』は別名『自己資本』と呼ばれています。
そういう風に別名があるのは、
『負債』には他人から借りて後で返済義務があるため『他人資本』
『純資産』は株主から出資を受けたお金(個人事業主の方は、創業する為の元手のお金)や、創業時から現在までの利益など返済義務がないため『自己資本』
と他人へ返済義務があるかないかという理由があります。
そして、他人や株主等から調達したお金を、「建物を購入するために使った」「商品を購入するために使った」「預金に預け入れた」「現金として手元に残っている」といった、何にお金を使った(運用)したのかを表しているのかを『資産』を見ることにより知ることができます。
ただし、電話代やガソリン代、家賃など費用(経費)なるものにお金を使うと、貸借対照表には表示されず、損益計算書(『収益』『費用』『利益』が表示されているものです)の方に表示されてしまいます。
そこで、次回の「会計初級の書」では、『資産』や『負債』には何が表示されるのかなどについて説明をします。
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