会計初級の書⑤~損益計算書の構造その2~
「会計初級の書④」では、損益計算書にある「5つの利益」について説明をしました。
「会計初級の書⑤」では、損益計算書にある3つの収入について説明します。
●損益計算書にある3つの収入とは?
損益計算書には下記の3つの収入が記載されています。
「①売上高」 「②営業外収入」 「③特別収入」
①売上高
会社が本来行う事業活動よって得られた収入ですので、収入の中で最も重要なものです。
売上高といっても、自社開発した製品を売ったり、仕入れた商品を売上げたりなど様々な売上げがあります。
1つにまとめて「売上高」として損益計算書に計上するのではなく、「商品売上高」や「製品売上高」などに区分して損益計算書に計上すると、何がどれだけ売上げたのかが一目で見えるので区分するほうが会社の経営には良いと思います。
②営業外収益
言葉どおり、会社が本来行う事業活動以外で得られる収入です。また、「③特別収入」と異なり、経常的に発生する収入をいいます。
金融機関から受取る利息が「②営業外収益」に該当します。
③特別利益
「②営業外収益」と同じで、会社が本来行う事業活動以外で得られる収入ですが、「②営業外収入」と異なり、経常的に発生しない(数年に1回あるかないか)収入をいいます。
自動車や建物などの固定資産の売却によって得られた利益(固定資産売却益)が「③特別利益」に該当します。
※今回、自動車や建物などの売却を例に挙げましたが、業種又は会社によっては、経常的に発生する場合もあります。
「会計初級の書⑥」では、損益計算書にある5つの費用について説明をします。
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