「コーピング」で心の”火力調整”!?に挑戦。
3月17日付ブログ 心の筋トレ頑張る女性 で 後半、”怒りをコントロールする”、について、”コントロール”のことを、 「抑制」ではなく、 「調整」 と捉えてみては?というようなことを書きました。
怒りや不安というのは、心の強弱の”要”を握っていて、いずれ大きく体調にも影響してしまいますよね。
怒りのコントロールのために、マインドフルネスをやる以外に、今日は、怒りや不安の「調整」について、です。
心の「調整」術として、 「コーピング」という手法があります。
コーピングとは、対処するの「cope」に動詞がついたもので、ストレスの対処スキルのひとつです。
この、コーピングについて、田中ウルヴェ京さんは、その著書のなかで、
感情を”ガスコンロ”に例えた説明があり、カンタンに想像ができる現象の例 なので、とても分かりやすいな、と思いました。
ガスコンロの火は、 ”自分の感情のレベル”です。
もう、ずいぶん暖かくなってきましたが、寒い冬の時期の鍋を思い浮かべると、わかりやすいと思います。
最初、鍋のなかに 生の具材を入れて煮込むときは、ツマミを最大にした強火にしますが、だんだん具材が煮えて食べごろになってくると、とうぜん、ガスのツマミを小さくひねって、火力を調整しますね。
あの「調整」をそのまま自分の感情の「調整」に例えるのです。
もう、具材は煮えてて完成しているのに、いつまでも強火のままにしたら、なかの具はクタっと(>_<)なって おいしくなくなってしまいます。
感情をMAXにする必要がない場面でも、火力を全開していないか、自分で、はた、 と自分のココロの火力のレベルを省みる、のです。
だから、逆に 本当に必要だったら、火力MAXでもいいわけです。
その点を自分で、無意識にするんじゃなくて(火力ぼうぼうとしておくのではなくて)、ちゃんと意識しておく、ということがポイントです(^^)/。
逆に、自分の火力が消えかかってしまいそうならば、なぜ消えかかっているのか、を自分で気づけばいいわけですね。
このように、自分のココロの火力レベルを測定できるように習慣づけると、気分のムラとか、なんとなく、の不快感や不安感を和らげることができますね~。
こんな鍋の楽しみ方??も、どうぞ、お試しあれ~。
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公認会計士・税理士 権田 俊枝
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