「負の応援」をセルフイメージ向上の機会にする。
宇宙工学者の國中均氏は、過去に放送された「プロフェッショナル」の番組の中で、
「負の応援」というものを紹介されていました。
それは、いつも持ち歩く手帳に、年度を繰り越して張り付ける、ある文書の縮小コピー。
それは自身の研究で、以前に共同製作の依頼をある企業にしたところ、その企業から「その案件には携わりたくない」という内容の返事が記載された文書でした。
文書の内容の詳細は分かりませんが、きっと、その文脈を読んで、当時、國中氏は相当がっかりしたのだと思います。
共同製作によって 多くの成果が期待できる、と心に希望を膨らませて、真剣に、企業にお願いしたのでしょう。
ふつうならば、その回答に悪意を持って その担当者を恨んだり、自分自身がやけくそになって腐ってしまったりするのかもしれません・・・
しかし、國中氏は、これを「負の応援」として、前に進むエネルギーに変えました。
とくに自分のマインドが弱っているときに、他者からキビシイ言葉を投げかけられたり、否定されることを言われたりするのを耳にすると、はやり、心が折れたりすることは誰でもあると思います。
しかし、一方で、そうはならないぞ!なんとかなってやる!と自分を奮闘させる”成長のタネ”としても捉えられます。
それは、かえって自分で卑下していた自分自身のイメージを引き上げるきっかけになる、プラスの作用さえありますね。
さらに、口頭だけでなくて、文書で辛口ことばをいただけたら、しめた!!と思って、拡大して壁に貼ったり、手帳に常に挟んで、移動中に読んだりできます。
そして、逆の立場から・・・
相手に無神経に言ったことばは、(本人は 自覚していないことがほとんどですが)、時として、相手に大きなエネルギーを与えることもあります。
相手の心を折ることも良いことではないですが、どっちにしろ、思いつきの、軽はずみの発言は、じゅうぶん注意が必要です。
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公認会計士・税理士 権田 俊枝
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