つまらない、と考える仕事を面白くするには??
今日は、8月30日付けのブログ 事務所通信9&10月号の【スタートアップ経営塾】から の ”天職は出会うものでなく、自らつくり出すもの” の続編のつづきを少し(^^)/。
天職と思えるキャリアを ”自らがつくり出す”、とは なんとも敷居が高くて理想的すぎる!?と考えちゃうかもしれませんが、
スタンフォード大学のクランボルツ教授が20世紀末に提案した、「計画された偶発性理論」というキャリア論。
この理論に基づいて考えてみると、
私たちのキャリアについての考え方や心構え次第では、天職と思える仕事を見つけるチャンスはそう、むずかしくないかも・・・と思えてきます。
この「計画された偶発性理論」とは、 「個人のキャリアの8割は意図しない偶然によって形成される」という考え方ですが、
この理論は、
たとえ自分の仕事が偶発的に出会ったものであっても、それを計画的に導くことでキャリアアップをしていく
という点にポイントがあるようです。
自分が必ずしも希望していなかった職業に就いてしまった場合でも
(まぁ、このケースが圧倒的に多いのですが・・・)
偶然、縁あって自分のところへとやってきた仕事に対し、それが自分にとってどう意味あるものなのか、
と自己対話をしながら、真正面から向き合っていくことが大事だということですね。
そうしたなかで、自分自身の価値観などを明確にしていきながら、現在のキャリアをつくるプロセスにおいて、
少しずつ、生涯にわたりキャリアレベルを計画的に上げていくというのが理想なのだと思います。
日常のお仕事も、漫然とおんなじことをただ繰り返しているだけ(繰り返していればO.K)、というケースが今はとても少なくなったと思います。
極端なことをいえば、変化のスピードが素早い今では、たとえ1年後も、今の仕事のあり方を 来年の今頃には、何か変えていかなくてはいけない。
自分がいま、コントロールできる範囲のなかでもいいから、行動や学習、出会いなどを通じて、キャリアを広げ、天職を発見したり、つくり出していく、という気概がやはり大事ですね。
まったくおなじ内容、レベル(スキルや知識は向上していないといけませんが・・・)を将来的にも、均一に求められる仕事も もちろんありますが、
自分自身のキャリアレベルは確実に上がっている(ように仕事をする)ことが
仕事をオモシロくするポイントなのかもしれません。
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公認会計士・税理士 権田 俊枝
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