アナタの脳は進化したがっている!?(part2)
今日は、7月1付けのブログ アタナの脳は進化したがっている!? の続き(^^)/。
前回、脳は50代以降も成長していくけれど、そのため大事なことは、しっかりと自分自身が”欲求”をもっていること、そして、”欲求”が何であるのかをしっかり認識していること、
という内容でした。
加藤俊徳氏の本の中には、このほか、 ”欲求の発生地点”についても教えてくれています。
脳の中心にあるのが「扁桃体」で、情動や感情がコントロールされる場所です。
たしか扁桃体って、ストレスに反応するところだと、キラーストレスのNHKの番組で話題になっていましたね・・・(^_^;)。
「~したい」は、様々な欲求に応じて、扁桃体のほか、海馬や側坐核、下垂体や視床下部といった脳の場所で起こってきます。
また、脳内物質については、ドーパミンなどが、意欲や学習、行動の動機づけに関わっていて、脳内で放出されると、実行力や集中力が高まるのだそうです。
意欲、学習、そして行動・・・
経営力の向上に いずれも必要な要素ですね(^^)/。
ところが、私たちは、幼少期からの学校教育などで、素直で本当の欲求を持つことを比較的抑えられながら育ってしまった傾向がある、と加藤氏は指摘しています。
あれから(学校卒業から)ウン十年・・・
経営者は、
売り上げを上げるため、利益を出すため、社員を養うため、家族を養うため、借入金を返済するため ・・・ etc
「~~しなければならない」という思いに縛られがちですね。
「いや、~したい、って思ってるんだ。」と語る経営者の方もいらっしゃいますが、よくよく聞いてみると、「~~しなければならない。」が心の本音であったり。。。
もちろん、経営者以外の方でも、誰でも、そういった面は持つし、しなければならないことをしっかりとやり遂げるということも重要です。
でも、絶えず「~~しなければならない」と力んで戦うばかりでいると、”本当の自分の望むもの(欲求)”は分からなくなってしまうのかもしれません。
意欲、学習、そして行動力、という経営力を司っている脳内物資であるドーパミンや、年齢を重ねるに比例して進化する脳は、「欲求」をしっかりと育てることで活性化するのだとしたら、
一度、自分としっかり向き合って、本当に自分が人生に望むものを探していく、というのも 経営力の向上に不可欠なのかもしれません。。。
人生のひとときだけでもいいから、自分と向き合って、子供の心のようになってみる、というのはどうでしょうか??
*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*
権田会計事務所
公認会計士・税理士 権田 俊枝
〒373-0853
群馬県太田市浜町3-6
太田商工会議所会館4階
tel.0276-49-5575
fax.0276-49-5576
e-mail:t-gonda@tkcnf.or.jp
www.facebook.com/gondakaikei
*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*