歴史を辿り、”バズワード”で未来予測♪
「若者と考える未来 大志をつなぐ」というタイトルの 日経新聞の記事では、
もちろん、若者だけではなく! シニアにとっても大事だと思われる”キーワード”が
続出しておりましたので、ここで備忘記録をしておきたいと思います。
いやいや、表面的な理解で終わるんでなくて、心にしっかりとどめて いずれ実践レベルにいくことが
目標ですけどね。
記事にある「特別授業」での講師は、リチウムイオン電池を発明した吉野彰・旭化成名誉フェロー。
テーマは『自分で仮説を立ててみよう』です。
あらゆることについて「未来思考」が必要になるわけではありませんが、
将来を予測しつづけていくことは
これからを強く生きる私たち誰にとっても大切なことですよね。
吉野先生が学生のときに所属していた考古学サークルでの”キーワード”は、 「トレンチ」 。
遺跡の発掘手法のことですが、それには遺跡を壊さないような工夫がなされているわけです。
そのポイントは、 ”仮説”を立てて検証する研究開発につながるところ 。
すなわち、まず ”全体像” をつかんで理解し、そして全面を掘削する(=深堀していく)、ということです。
つぎのキーワードが「バズワード」。
ログインするときの パスワード ではなく 「バズワード(buzzword)」 。
バズワードとは、“もっともらしく聞こえるけれど、具体的な意味や定義が曖昧なままの流行語”
という定義らしいのです。
過去のバズワードというのもネットで検索すると 年度ごとに発表!?されていますね。
このバズワードこそが、未来を予測する際の大きなヒント。
世の中が変わる10年くらい前に、まず言葉が先に生まれるそうなのです。
まるで、言霊みたいですね!
1995年にIT革命が起きる10年前、85年に「インターネット」というバズワードが世に出たようなのです。
「インターネット」という言葉は、1985年に登場していたのですね。
現在の、みんながフツーに使っているスマホも、
やはりスマホが登場する10年くらい前に、「マルチメディア」という言葉が、”世界中の人と情報を共有する”
という定義で世に出ていたようなのです!
だからこれからは もっと、キーワードに敏感になろう!と思います。
これは、もちろんマーケティングなどにも応用できるわけですし。
そして最後に、これからの製品や技術には、芸術的なセンスが必要、ともおっしゃっています。
”人の心をゆさぶる”ことが大事なのは、未来にとってもおなじことですね!
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