理念の確認・共有の場でも”ゆるみ”を持たせてみる
私たちだけでなく誰でもいえることですが、
何らかの法律や規律、方針などに準拠して業務を行うことはどうしても必要です。
だから、私たちは、ひとりでに「緊張すること」に”慣れて”います。
任務を遂行する際は、意識の有無にかかわらず、この”緊張機能”は自動的に体に染みついているハズ、なのですね!
・・・なので、最近、どこかで”ゆるみ”を持たせておくことも必要かなぁ と思います。
会社で、理念研修のようなミーティングを日常的にされているということをお聞きしますが、
理念の共有(暗唱や意見出しなど)は、社員にとって 時に自分自身を拘束する場合もあるのかもしれません。
その根拠として、社員間で ”ほとんど定着しない” という現象が起きていること。
業務遂行の上でも多分に緊張を強いられているような現状で、
さらに理念で「・・・・しなければならない」という思考に陥ることがあるならば、
それは正直、社員にとって苦痛でしかありません。
理念確認の場では、
「・・・・・しなければならない」
から
「・・・・であると自由で 楽しい」
という基本構想で 楽しい かつ 多少なりとも ”ゆるみ”(ゆとり)があることがポイントかな、
と思いました。
ましてや、コロナ禍でどこにいても なかなか緊張感から解放される機会もあまりないですし、
潜在的なストレスは社員の心の内部に溜まり続ける一方の可能性もあります。
ストレスを解放する(ハズ)の理念研修は、
「こうあらねばならない」からの解放であってほしい。
それが理想形、でしょうか。
理念研修の場で、
体と心が緊張してこわばっているか・・・
それとも
体と心がリラックスしているか・・・
を経営者は 一度、観察してみる。
そして、もし 体と固くこわばっているような・・・
表情もつまらなそう・・・
と感じたら、ガラリとスタンスを変える時期にきているのだと思います^^。