”逆T字型”で長期戦で勝負する

昼、事務所の窓を開けていると、ビルの4階にもかかわらず、ふんわりとキンモクセイ✿✿の香りが漂ってきます♪

事務所にそよぐ風で、を感じるこの頃ですね~(*^_^*)。

 

 最近、私の知り合いで、大学生くらいのお子さんをもつ、お母さん方から何人か連絡があり、

”ウチの子が会計士になりたいっていうんだけど、どうなの??”

・・・のような?相談を受けることがあります。

 

う~ん、どうって(^_^;)・・・??

 

それぞれのケースで、私なりにお答えはしていますが・・・

やはり、お子さんの意志は尊重してあげたいですよね(^^)/。

どうして会計士になりたいの?と本人に質問しても、正直、ハッキリとした答えは出てこないかもしれませんね。

 

 

富士フィルムのCTO(最高技術責任者)の戸田雄三氏は、

CTOに求められる資質や経験を問われて、

 

『若いうちは、専門分野を持つことです。

1本、筋の通った背骨がないと、本質を見抜くことはできません。

ある分野を徹底的に掘り下げて本質を見抜いたら、それを横に展開することです。

・・・掘り下げたあとに、その本質を一般解として横展開する「逆T字型」が望ましい。』

 

と回答されています。

 

とても奥の深い言葉だと思います。

 

 若いうちは、自分には、”合っている、合っていない”と、仕事にたいして、あれこれ迷ってしまうケースも多い。

あれこれとふらふら迷っているうちに、年月だけが経ってしまい、自分に”コア”になるものが作られていなかった、と気づくこともあるかと思います。

 

だから、コアとなるべき目指す職業が見つかったなら、一応、それに突き進んでみるとよいのかもしれません。

 

結果として、その仕事が自分にとって本当にやりたい、と思えなかったものであっても、

若い時の勢いや大量にこなす仕事量のおかげで、

気づいたら、その道の本質を掴めているかもしれません。

 

そして、将来は、それを軸に横展開していけば、また、新たな世界を味わえるのではないかと思います。

 

若いうちに、自分のあるべき道は??なんて聞かれても、正直、わかんない(^_-)。

だから、いま、行きたい道を進めばよいと思います。

 

 

・・・私自身、本質を掴めていたか、甚だ自信ありませんが(^_^;)。

 

今、私なりに”逆T字型”を頑張って模索しているところです。

 

 

 「オレンジ色の夕陽と白いコスモスの花」のフリー写真素材

 

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