”鍛錬チェックリスト”から学べること(その2)

 6月22日のブログ 呂新吾の言葉から・・・ のつづきです。

 

『深沈厚重なるは、これ第一等の資質。磊落(らいらく)豪雄なるは、これ第二等の資質。聡明才弁なるは、これ第三等の資質』

 

というものですね。

 

先日の『生き方』輪読会で読んだ内容では(第3章の「心を磨き、高める」)

戦後の日本は、第三等の聡明才弁型の人物をリーダーとして多く多用し、人格的な重みのある第一等の人物は、比較的わきに置かれてきました。

人間的な厚みや深みに欠けた人物をトップにしてしまった結果、それが組織の不祥事などの発生の根幹をなしているのでは?という見解を著書では示しています。

 

 

そこで、輪読会において、最後のほうで、「人として正しい生き方」とは、どんな生き方か、また、どんな生き方をしたいか、という司会進行者からの質問がありました。

 

究極の質問、出ましたーー!!ってかんじです(;_;)/~~~。

 

 でも、自分自身のなかで、しっかりと”定義”しておくことは大切ですね!

 

だから、こんなふうに考えてみるのはどうでしょうか??

 

(人間だもの(*^_^*))・・・。三毒(※1)や四患(※2)という、生存のための本能に近い、(人間くさい!?)要素は、ゼロにはできないけれども、それをミニマムにしていくために、謙虚さをもって、自分自身を客観的・冷静的に見つめ続ける、ということ。そして、ちゃんと”哲学”なる自分の軸を確立し、学びを続けていくこと

 

・・・かな。

「謙虚さ」とは、まず、自己を第三者の目をもって冷静に客観視ができていること、そして、深沈厚重の第一等の資質を少しずつアゲていくような努力を継続すること、といえるかもしれません。

 

ブッとび質問も、時には、自分に問いかけてみることも大事かもしれませんね。。。

 

まぁ、理想どおりにばかりいかないけど、大切にしたい想いです(^^)/。

 

 

※1「三毒」・・・「怒り」&「ねたみ」&「欲望」 という人生をダメにする三要素

意識してないと、人生、こればかりに振り回されちゃう要素。

 

※2「四患」・・・「偽」&「私」&「放」&「奢」 という患い

偽は、ウソをつくこと 私は、私心 放は、わがままホーダイなこと 奢は、奢り高ぶること。

 

 

 

朝日を浴びるシロツメクサ

 

*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*
権田会計事務所
公認会計士・税理士 権田 俊枝

〒373-0853
群馬県太田市浜町3-6
太田商工会議所会館4階

tel.0276-49-5575
fax.0276-49-5576
e-mail:t-gonda@tkcnf.or.jp
www.facebook.com/gondakaikei
*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*