類似感情:’不安’と’心配’のビミョ~な違いは?

東京の上野では 桜も3分咲き、とのことで、今日は天候がすぐれませんが、日に日にとても春らしい季節になってきました。

 今日で、年度の一区切りですね^^。

 

さて、少し前の 1月31日のブログ  健康vs不健康な’否定的’感情について では、

 

岡野守也氏の著書 『いやな気分の整理学』によれば、感情について「健康的な感情」「不健康的な感情」のふたつに区分される、ということを書きました。

 

前回でも言及したように、

「否定的な感情」は、生きていれば、私たちは日常的に味わうものですが、同じ「否定的な感情」

”健康的か、不健康的か”、に客観的に区分してみよう、という視点が大切だと思います。

 

なぜなら、 「不健康な感情」をずっと、無意識に自分のなかに持続していると、

どんどんストレスが溜まってしまいます。

そうして心が病んでしまうと、次第に身体までに及んでしまいます。

だから、「あ、いまの感情、不健康な類に入るな、注意しよう。」と自分を省みることが必要だと思います。

 

今回は、私たちが、危険や脅威、困難なことに出くわした場合の感情でいえば「健康的な否定感情」としては、「心配する」「気にかける」であり、逆に「不健康な感情」は、 「不安」だと著者はいっています。

 

 ふだん、無意識で使っている(思っている)感情にすぎないのですが、よくよく考えてみると、両者は 心理的なダメージの影響はやはり大きく違っているかな、と感じました。

 

よく、自分以外の周囲の人を慮るとき、「心配だな~。」と(実際ことばで)という感情であることが多いですが、いざ、自分のこととなると、「あぁ、不安ー(-_-;)。」という感情に近くなるのと似ています。

 

「心配・気がかり」というのは、どこか客観的で、冷静さが備わっている。

一方、「不安」は主観的で、どんどん深みにはまっていくような感情です。

 

だから、「心配・気がかり」と半ばウソでもいいので、自分にそう言い聞かせて、”ことば”としても気をつけてみる。

そうすることで、自分が客観的・冷静的になったり、整理されて、前向きに対策や準備ができるヒントになりそうです。

 

類似する”ことば”(で表す感情)ですが、心に響くインパクトは全然違うのだな~、と気づきました(^^)/。

 

元カレを思い出して涙が止まらない独女 

 

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公認会計士・税理士 権田 俊枝

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