過去のネガティブ記憶から解放する知恵が欲しい・・・
幼少だった頃、当時大ヒットしていた朝ドラの『おしん』を私も見ていて
番組に登場する ”大根めし” に憧れ
母に作ってーー!と強くせがんだ記憶があります。
母は炊飯器でイヤイヤ作ってくれましたが
母は「やっぱりまずーーーい(>_<)」と言って食べるのを拒否。
やはり子供の頃の貧しい記憶を呼び寄せる”大根めし”に、母は参ったのでしょう・・・
私にはそんな記憶はないから、みずみずしい大根入りのごはんは新鮮なおいしさでした。
最近、野菜系のレシピをネットなどで見ると
”大根めし”は、栄養バランス優れたおしゃれな料理に進化していました。
玄米も共通認識で、
わりとご年配の方は
玄米系を食べてくないという人が周囲に多いですね。
”大根めし”などは ごく普通の家庭料理ですし、アレンジも容易なのですが
”伝統”というものも同様に、過去のネガティブ記憶とセットにされて
徐々に消え去っていく運命なのでしょうか?
東北地方のオシラサマ信仰で各家庭にあった
オシラサマ人形はむやみに処分もできず、
博物館系の施設の過剰在庫になっているという記事がありました。
私の地域では、直接、こうした信仰はなかったので分かりませんが、
こうした信仰も 当時のネガティブ記憶のひとつだったのかもしれません。
博物館に保存されることなく、””用の美””のように生活に生かせる知恵はないのか
たまにしばらく考えることがあります。