「言葉」の前にニュートラルな感覚を(^_^)/
9月も中旬に入り、ずいぶんと秋らしい時期となってきました。
初秋のちょっとはっきりしない天候ですが、今日も張り切ってまいりましょう!
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私たちは、ことば(言語)を使って、ふだんはモノやコトを考えてます。
ま、あたり前、なんですけど・・・。
サピア・ウォーフという人は、人が使う言語によって思考や認知そのものが影響を受ける、
という 「言語相対性仮説」を提唱しました。
この場合、おなじものを見たり聞いたりしても、その人の使う言語によって、思考や認知が大きく異なるのだそうです。
たとえば、虹を見たときに、
日本人は「赤・橙・黄・緑・青・藍・紫」の7色を認識できます。
しかし、アメリカでは、”藍”を指す単語がないゆえ、6色しか認識されないのだそう。
つまり、使用する言語によって、世界の捉え方がまるで違ってくるということになります。
この例でいうならば、
日本人が虹を見たとき、7色あるかどうかの議論を展開したり、あるいは技術によって色彩を詳細に観測して藍色を認識できたわけではありません。
古来からの日本人の豊かで繊細な色彩感覚があってこそ「藍色」が認識できたわけですね。
ことばの前に、まず、はじめに豊かな感覚や感受性があったから。
だから、虹をたまたま見たときに、あ、あの「藍色」が入っている!と自然に認識できたのだと思います。
もちろん、自分の中のことばを増やしたり、語彙力をアップさせることは、とても重要なことだと思うのですが、
ことばを増やせるように、自分の感覚を、なるべくニュートラルに、素直に感じ取るということが大事なんだと気づきました(^_^)v。
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