「過去」が使えないから、私たちは考えて、また考えて・・・

小学生のための中学の受験塾、「日能研」。

の~んびり田舎育ちのわたしには、ご縁のなかった学習塾であります(^_^;)。

 

その日能研の、少し前の新聞記事の広告に とっても感慨深い文章がありました。

これからの、人間教育のありたい(あるべき)姿だと思います。

将来豊かな子どもたちだけでなくて、私たち、大人も本当に必要とされている考え方だと思いましたよ~。

 

 本文を簡単に、短~く、要約してみますと・・・

 

『・・・間違えちゃった、テストの答え。

間違えた問題を何度も解き直し、もう、(同じ問題出たら)間違えないぞ!

という学習を、もうすぐ AI(人工知能)的学習と呼ぶようになるかもしれません。。。

 

過去の経験から、失敗なく対応できる能力は、人間よりも人工知能のほう高くなる未来・・・

速く、正確に、大量に、処理・解決する。

データという「過去」をもとに、ありとあらゆる「可能性を予測する」のが、人工知能ができる範囲。

 

さて、人間はどうする・・・?

 新たな変化や意識改革はしない。今のまま。 ― これも一つの選択肢。

 

それとも、人類が初めて出合う、「未知なる未来」を生み出す<状況=問題>に向き合う。

過去を使えない<状況>に挑んでいく。強い意志と意図をもって。

未知の状況に応じて「自分たちの答え」を創り出していく。人間として。

 

向かい合う状況は、

「知ってる?やったよね?(過去)」ではなく、

「キミ(自分)ならどうする?どう考える?キミ(自分)の意見は?(未来)」に。

 

ワタシは「何を感じ、どのように考え、どのように表現したいのか?」

― 自分自身の内面とじっくり向き合う。ココロとアタマを動かし続け、・・・”強くしなやかなワタシ”が育つ。 』

 

こんな「問い」を子どもころから、真剣に自分に向けていれば、未来に対して、きちんとした答えが出せますね。

うらやましい~、な~んて暢気にしているんじゃなくて、大人も真剣に自分と向かいあう、って大切ですね!

のんびりしている時間、そんなにないと思いませんか?

 

 目を細める家猫

 

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公認会計士・税理士 権田 俊枝

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