「3010運動」と健康管理と交流の親交と。

 早くも2月の下旬となり、所属している諸団体や会などの新年会や懇親会もほぼ、やっと終わった感があります。

この間に参加した、いくつかの宴会での食事は、2月2日及び20日のブログで紹介した、まさに”ハレの食事”に該当しますね♪

・・・だから、宴会の前後で、体調の調整を兼ねて、”ケの食事”を心がけています。

 

ところで、

「3010(サンマルイチマル)運動」というスローガンがあります。

これは、当初、松本市で提唱された、食品のロスを減らすための運動で、 「宴会の開始から30分と、閉宴の10分前に、食べる時間をきちんと取って、食事を残さずに楽しみましょう」というもの。

この取り組みは今や、全国に広がりつつあるとのことです。

 

・・・しかーし、このスローガン、 私の感覚では、かつて幼稚園児のころ、

「いいコは、ちゃんと座って食べるんですよ~。それで、残さないようねっ(^^)/。」

と教えらえた、人としての 基本中の基本マナーにも似ていて、なんだかイイ 大人がこんな注意を受けるのは、ちと、恥ずかしいような気がしました。

 

この、基本マナーを守らないことが多い、残酷な、この日本の現状は・・・

食べずに廃棄された食品ロスの量は、なんと世界の国々が途上国に援助した量の約2倍になるそうです。

表現を変えれば、その量は日本の国民全員が毎日お茶碗1杯分を捨てているのと同量にもなるという計算結果も!

 

それでいて、国連の「世界の食糧不安の現状報告」によれば、2011~2013年で、世界の約8億4千万人、およそ8人に1人が慢性的な飢餓に苦しんでいるというとのこと。

飢餓に苦しんでいる人々は、開発途上国だけでなく、先進国でも1,570万人が栄養不足な状態なのだそう。

 

・・・心がとても痛みます。

 

最近では、日本でも、貧困層が拡大傾向にある、と、多く報じられるようになっています。

 

・・・で、私の場合ですが、(あくまで、私のスタイルですが・・・(^_^;))、宴会での席を立つことはあまりなく、出てきた食べ物のほとんどをしっかりといただいております。

 

社交の場であることは確かですが、形だけの宴会、というものはやはり、考えなくてはいけないと思います。

大量消費 → 大量廃棄 の循環を最小限にし、”ケの食事” を宴会中でもちょっぴり意識して、少量を感謝してゆっくりいただく、というゆったりスタイルをとりながら、親交を深めていける宴会がこれからはイイですね~。

 それなら、地球と人の健康にもうれしいですしね。

 

 

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公認会計士・税理士 権田 俊枝

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