これからの中小企業のKPIは『イクメン推奨会社』
積水ハウスが実施している「イクメン白書2020」では、
男性の育児休業の実態調査結果が発表されています。
全国で男性の育休取得日数は増加傾向にあり、その取得率は12.8%と前年より3.2%アップしたそうです。
そういえば、中小企業も対象に男性の育児休暇の義務付けをすべきでは?という議論がありましたが、
急激に適用するとなると、中小企業では業務運営上、支障が出ることは明らかだろうと思います。
やはり中小企業の現場を見ていると、圧倒的に、そして慢性的に「人手不足」状態。
おまけに若い層の人ほど離職率も高く、求人の募集をかけているけれど
「日本人、一体ドコイッタ??」と思えるくらい採用が困難傾向にあるといえます。
そこへ、はい、育休です、となったら、中小企業においては実務的にはかなりインパクトが出てしまう。。。
生産性を上げればいいのではないか、という解決策も 常に”どこか人手不足状態”のもとでは、そう簡単にはいきません。
中小企業の現場では、「仕事に人をつける」のが理想であっても、やはり、「人に仕事をつけてなんとか回す」というのが現状です。
でも、日本の企業の99%を占める中小企業で、少しずつ業務を改善し、生産性をしっかり上げて
育休が十分にとれる会社にすることは今後、不可欠だろうと考えます。
当社は「イクメン推奨会社」。
社員満足度も高く、利益もしっかり生み出せる会社!
そう明言できる会社にするため、KPIの一つにすることも経営では重要なポイントになると思います。