これからの”感動”は、人間による作品と確認してから・・・?
少し前になりますが、今年4月頃に、話題の「奇想の系譜展」に行き、
そこで伊藤若冲のガラス超しの作品に対し、じーーーーー!!と感動、感激の熱視線を送りました。
これぞ、究極の人間技!
よくぞここまで!
の感激の思いいっぱいでしたが、
もし、この作品の作者が、
AIだったら・・・・・・・・・・・・・
と想像したとき、
AIの技術も進んだものだな、
と 少しの’感心’と冷静な分析で、
さっさと次の作品に目をやっしまうのでは・・・・、
と思う瞬間がありました。
そう、これら奇想の作品たちを創った者が、もしもAIだったときに、
私たちは、そういった作品とどう向き合うのだろう、と。。
背中が少し寒くなる瞬間でした。
もしかして、人間が感動できるのは、あらかじめ、
『これは、AIではなく、人間自らがAIを使わずに、創りました』
ということわり書き(前提条件)があった場合のみ、なのかな?と。
『表現力も人間以上?』
と新聞の見出しにあるように、
日々、進化を遂げるAIですが、
アニメや音楽の分野でもAIの活用が始まっているように、
絵画などの造形の分野でも、たぶん時間の問題。
超絶技巧の芸術作品なんて、きっとAIだったらお手のものでしょう。
ちみみに俳句では、俳句愛好家によるイベントで
AIの作品が最高点を獲得。
まぁ、作品に感動したり、評価したりするのはあくまで人間であって、
自ら、ほーーーーっ!と感動するAIはたぶんいない??
とは思うのですが、自分の作品にホレボレする感情をもったり、
AIみずから品評会を開催したりする
AIが現れたら、正直、人間焦りますね。。。
私たち人間は、これから何を創作していったらよいのだろう、と
悩みは大きくなるばかりです。
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