こんな時代の私たちの「守護神」は?

今からほぼ5年前、あるところに10日間の瞑想修行に出たのですが、

その間、メールや携帯で連絡ができなくなるので、事前に周りの人には 、しばらく連絡のやりとりができないことを伝えました。

 

「10日くらいの間、連絡がとれませ~~ん。でも、アマゾンの奥地へ 行くわけではないですよ~。」

と伝え、具体的な行き先は告げなかったのですが、

同業の方から、

「(アマゾンの奥地でないとすると、)宇宙に行くか刑務所に行くか、くらいですね。では、行ってらっしゃい。」

と言われて見送っていただきました(^_^;)。

 

なるほど、(携帯)電話などの電波のつながらない場所は、なかなかの希少スポットなのだなー、と当時感じたことを覚えています。

(実際は、瞑想を行う場所は、電波がつながりにくいところでしたが、正しくは、滞在中連絡禁止ということで、携帯電話は没収されたからでした)

 

あえて意識しないと、自分と他者とが”つながっていない”場所を見つけるのは、なかなかハードです。

 

 

ところで、視点は変わり、

古代の中国では、孫子の兵法にもあるように、”最後は逃げるが勝ち”という考え方があります。

中国の広い国土では、はるか遠方へ逃走するのもアリ、なわけですね。

 

自分を守るために、ふわっと、その身を遠くへ隠す。

 

一方、国土の狭い日本では、逃げることは得策ではなく、戦いの舞台では、ひたすら前進あるのみ!。

戦国武将の守護神は、「不動明王」で、その眷属(「けんぞく」・・・神さまのお使い)は「ムカデ」。

なぜ「ムカデ」が神さまの仲間なのか、というと、前にしか進まないから、なのだそう。

「ムカデ」を戦いの人生の象徴として、精神的な支柱としていたのですね。

 

 こんなふうに国土や国民性に応じた「生き方」の戦略は、その国でそれぞれの価値観が醸成されてきました。

 

 

話しは変わって。。。

今では、ネットが世界のすみずみまで行きわたり、スマホがあれば、(非設定にしない限り)自分のいる位置情報もキャッチされてしまう世の中になりました。

 

また、飛行機に乗れば、だいたい、どの国にも体を運べることは可能であり、国境という境目は溶けてきています。

 

そう、リオ・オリンピックも、もはや遠い国での開催っ、てかんじがしないですよね(^_^)v。 

 

まさに、孫子も、戦国大名もびっくり!!ですが、

 

国境もなくなっていき、どこにいても自分が世界のどこにいても(ほぼ)場所が分かる時代。

 

国境を越えて、また、あらたな価値観が醸成されてきそうです!

 

こんな時代に、私たちの「守護神」は何なのでしょうか・・・?

 

それをちょっと、探してみましょうか・・・?

 

 

 

 虫眼鏡で観察する小学生

 

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