ゆくゆくは”シビックプライド”に繋がってほしい「Go To 商店街」
先行募集として10月30日まで、そして、11月から通常募集が始まった「Go To 商店街」。
これは「Go To トラベル や イート」とは異なり、事業側がイベント等を開催する際の経費を負担するというしくみの補助金です。
3密対策を徹底しつつ、商店街が新たな商品開発やユニークなプロモーションなどを実施し、
消費者や生産者が地元の魅力を再発見してもらう趣旨で実施されます。
応募した結果、その取り組みが採用されれば 諸費用の300万円×申請者数
さらに、500万円 を支援金として受け取れます(計1400万円の上限があります)。
ただし前払いではなく、後日、清算方式なので そこは注意が必要です。
補助金の対象は、感染防止対策費用や雇用費用、商品開発のコンサルティング費用、
広告費用、販促費、ウェブサイト等の構築費用など、対象は広く(プレミアム商品券など一部対象外もあり)、
かねてから、”まちおこし”に取り組んでいた商店街などであれば、”渡りに船”ですね!
でも最も大事なポイントは、決して「一時しのぎ」にはならない持続性ある取り組み、ですね!
今後も継続して商店街に人々から来てもらう、ワクワク感が醸し出せるような空間になっていること。
経産省が公表している事例では、たとえば、
「テレワーク対応」(空き店舗を活用してテレワークできる場所として提供など)や
「商店街オープンテラス事業」(歩道の一部をテラスとしてとして活用)
等が紹介されていましたが、
都市部以外の 地方の商店街では、やはりテレワーク需要は少ないのでは?と思うし、
オープンテラス も 車の交通量が多い地域では、居心地いい空間の実現には少しハードルが高いかもしれません。
オリジナルのアイデアってなかなか難しいかもしれませんが、
「シビックプライド」を醸成する良い機会かもしれませんね!
付け焼刃でなく、地元の良さを何となくふんわりと醸し出す。
それが、家に帰るように、いつまでも続く・・・
「Go To 商店街」が、サステナブルな街づくりができる機会になればよいですね!