コロナ禍での”プライミング効果”と「遮断力」
最近の新聞記事で、子どもたちをはじめ 高校生たちの若者たちを中心に
コロナ禍での不安やストレスで’うつ症状’が増している
というような文面を目にすることが多くなりました。
まぁ、これは大人もきっと同じ状況なのだと思います。
実際、マイナス情報ばかり伝えられると、サブリミナル効果で
国民誰もが軽~い うつ症状になってなってしまうのではないかと思います。
クレームを処理する部署のある事業では、クレーム件数が増えたというデータも新聞記事にありました。
そこには、コロナによるストレスをどこかに発散させようとした行動パターンでは?という記事でした。
そういえば 最近、私は テレビをあまり見なくなりました。
コロナの閉そく感や不安感が伝えられることを自分なりに無意識に抵抗感を示しているのだと感じています。
ある心理学者による実験があって、
人がある刺激を受けると、そのあとにくる 別の刺激の処理に対して最初の刺激が影響し、
最初の刺激が快いものである場合には、あと刺激に対して 快い解釈や行動をとり、反対に
最初の刺激が不快なものだった場合、あとの刺激にたいして同じように不快な行動を無意識のうちにとってしまう、という実験です。(プライミング効果)
まさに、コロナ禍の中の私たちの行動パターンに当てはまります。
特に、私の場合は朝番組を見ないので、
ワンコが傍にいる 静~かな朝、お弁当を作りながら粛々と準備をしています。
林修センセイが(情報に対する)「遮断力」という考え方を説いていましたが、
再度、コロナ禍では 特に情報を意識することはとても大事だと思います。