休日に千代田町の「赤岩渡船」に行ってみました。

休日は何かと外出したがる私ですが、人ごみの多い東京方面や、

また、催事も美術館関連も、みなキャンセルや休館になってしまうと

ここぞ、と以前から行きたかった、一目散に赤岩渡船へと向かいました。(3月1日の情報です)

 

赤岩渡船は、群馬県邑楽郡千代田町の赤岩から利根川をはさんで対岸の埼玉県熊谷市葛和田をつなぐ

主要地方道(県道)なのですが、これが橋で渡るのではなく、川を動力船で渡るのです。

川だけど立派な県道で、利根川唯一の公道で、年間2万人を超える人々に利用されているそうです。

 

当日は晴れてて良い天候でしたが、風はやや強くて、私は花粉症で目と鼻からは

水分が出っぱなし(+o+)・・・でした。

 

 

(遠くからみた船のようす)

 

江戸時代から昭和初期まで、桐生や足利などからの生糸や絹織物物資を運搬する物流の一大拠点として、

大活躍だった河岸でしたが、現在は、鉄道や陸運の発達で 物流ルートとしての意義は失われてしまいました。

 

しかし、現在でも、観光だけでなく、バイクや自転車を乗せた 様々な人を運搬する機能は健在です!

他の渡船上は廃止されていて、”唯一”の存在なので、

赤岩の渡船を廃止なんて、もったいない!!

これをどうにか貴重な地元のアイデンティティとして、後世まで遺したいものですね!

ここはやはり、千代田町側と熊谷市の両方で 徒歩圏内での、観光としてのコンテンツを充実するとよいと思います。

 

 

熊谷方面から船を呼ぶ場合は、黄色い旗を掲げて、船頭さんを呼びます。

これが、かなりのアナログ感覚でイイ!!

船頭さんが、いつまでも気がついてくれなかったらどうしよう(^-^;

・・・な~んて不安がるのも楽しかったりして。。

 

・・・船頭さん、ちゃんと気づいてくれて 熊谷のほうへ船を向けて来てくれました。

 

 

実際にお船に乗ってみました。

一応、安全ジャケットを着ます。

土手を見ると、(3月1日時点では)まだ、菜の花の開花状況は少なかったです(昨年の台風の影響かな?)

 

およそ5分で対岸に到着します。

(もう着いちゃった?もっと、長く乗っていたいよ~、という心の声が聞こえてきます)

降船の際に、手のひらに消毒スプレーをシュッともらって完了!

 

 

千代田側の 光恩時や、八幡宮などを参拝!

それから、老舗のお店のうなぎも堪能しました。

写真を撮るのを忘れましたが、とっても美味しかったです(*^-^*)。

 

なお、熊谷側には、荻野吟子記念館がありますよ!