藤井聡太四段は、残念ながら３０連勝とはいかなかったのですが、３０年ぶりの新記録となる公式戦２９連勝の偉業は大きな話題になりました。

 藤井四段は　ＡＩを組み込んだ、将棋ソフトを積極的に活用して実力をつけたことでも話題となりましたが、

そのＡＩが、ますます進化しそう・・・、というのが　「ＧＡＮ（敵対的生成ネットワーク）」という新しい技術です。

 

それは、２つのＡＩどうしが競争し合って、能力を高めていき、まさに、将来人間不在でも、独自に（自立して）成長が可能になる、というものです。

 

従来の深層学習（ディープランニング）では、大量のデータを読み込み、自力で特徴を捉え、技術などの腕を磨いていく方法ではあったのですが、

 

そのスタート時点では、人間が背中を押す？という作業がはやり必要なのだそうです。

 

 

それが、 「ＧＡＮ（敵対的生成ネットワーク）」では、最初から人間が　”根本のスタート部分”を教える必要がなくなり、将来的には、人間ができる”想像”や”予想”という機能が実現できるとか・・・。

 

 まさに、 「”逆境”による成長」の境地です。

 

ＡＩを”逆境に置く”ことで、自らの成長を促していく、という作業を

 

人間という”神”は使命として与えた！のでした。

 

 

 将棋の対局を重ね、時間と人生をかけて　段を挙げていく棋士たち　ですが、

 

ＡＩは、ＡＩの世界で対局という逆境から　”モーレツな速さ”で成長しています。

 

まぁ、将来は、（将棋の）対局も　ＡＩどうし　・　人間どうし　に限定して対戦を行うのがよい、と思いますが・・・(^_^;)。

 

 

 

 

 

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公認会計士・税理士 権田 俊枝

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