残業時間の規制の背景で・・・
政府が企業の残業時間に上限規制を導入する方向について、さまざまテーマが巻き起こっていますね。
大企業を中心に、すでに残業時間を制限しているところも多く、たとえば21時以降は照明はつくけど、パソコンの電源が入らないようになっちゃったよ~(-_-;)とか、
逆に、パソコンの電源は制限なしで起動はするんだけど、オフィスの照明はいっさい点灯しない・・・真っ暗――((+_+)),
とか個性イロイロな対策がとられているようです(^_^;)。
長時間の労働を是正し、働き方改革を促すのが目的だけど、
気をつけないと、長い間培ってきた社風をこわしてしまうリスクもあるかな、とも考えました。
残業時間を規制すると、みんな、生産性をアゲようアゲよう!とついテンパってしまいますね。。。
そうなると、社内でまず、一番に困ってしまうのが、”新人くん(さん)”です。
新人専属の指導者(先輩)がいる会社は、大丈夫かもしれませんが、多くの会社で、新人は、OJTで実務の中で、仕事を覚えていきます。
アタマがキレて器用な人は、短時間でどんどん仕事を覚えられるけど、そうでない(マスターするのに時間がかかってしまう、ちょっと不器用、な)方も少なからずいる。
そんな後者の新人の存在は、先輩にとっては、自分の生産性の向上を阻む要因になってしまいます。
でも、最初、不器用でも、そのあとイイ♪お仕事をする人って、けっこう多いと思います(^^)/。
人を大切にする会社は、長い時間をかけて、その風土を培ってきたのだと思います。
でも、残業時間の規制によって、おのおの自分たちが、自分の仕事だけの成果で単純に評価(時間あたりの成果)されてしまう仕組みになってしまうと、あっという間に、クールでサバサバな仕事場に化してしまいます。
まずは こんなところにも、課題があるのかな、と思いました。
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公認会計士・税理士 権田 俊枝
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