節分に、豆まき ざざざーーー! はあこがれ

たしか昨年の調査発表でしたが、

子どもたち(小学3年~中学3年)の年中行事の体験割合(%)の結果が

国立青少年教育振興機構から出ていましたが、

 

お月見や七草がゆなど、古来からの行事の体験をしている小学生たちは3割に対して、

節分やクリスマスのように、「商品化」されている行事の体験をしている小学生たちは8割、でした。

 

なかでも、節分では、豆まきや恵方巻きを食べたりするしますが、

その体験割合は、調査結果で およそ9割。

 

でも、豆まきと恵方巻きはセットにするのは、かなり微妙です。。

 

ふつうにスーパーで売っている節分用の豆、ですが、

これを買って、きちんと家で豆まきしている家庭はおそらく多くはないと思います。

 

まず、マンションなどの集合住宅では、”鬼は外”体験は、諸々なクレームの原因となる可能性大です。

また、”福は内”体験も、家の中のそうじを必要としますし、

落ちていた豆を思わずペットが食べてしまうこともあります。

(ペットが食べても害があるとは一概にいえませんが・・・)

 

 

ただ、私の場合、実家では、豆まきのあとのそうじは(たぶん)省略するので、

私自身、後日、お豆さんを踏んでしまってイタイ!という経験はありました(^_^;)。

 

なので、豆まき体験はあまり多くはないと考えられます。

 

一方の、恵方巻きは、スーパーやコンビニで時季になれば店頭に並ぶので、

もはや年中行事という自覚もなく、フツーの食べ物感覚なのかもしれませんね。

 

恵方巻きは、豆まきとは違い、正確な由来も分かりませんし、

分かってとしても、比較的歴史は浅いと言えます。

 

その恵方巻きの大量廃棄が問題になり、農水省からの注意もありました。

 

日常生活の安泰や健康を祈願し、自然を敬い、そして生きることの感謝をするためにある年中行事の体験の結果が

 

大量の食べ物の廃棄の原因とは、残念ですね!

 

 

 

企業などの側からの、仕掛けによって生み出されたり拡がったりするイベントそのものを

年中行事と捉える現代人の感覚は注意したほうがよいと思いました。

 

 

・・・ということで、正統な年中行事だけ実施しようね。 と決していえる立場ではございませぬが、

 

節分で豆を家にざーーーーっと撒けない、マンション暮らしの私にとって、

存分に豆まき できるご家庭がうらやましい季節がもうすぐやってきます^^。

 

 

枡いっぱいの節分用の豆

 

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