”継続性”は、もはや「企業」ではなくて「人」に適用される?
企業にとって長寿への切り札は、「会社の再定義」なのかもしれません。
トヨタ自動車は、自動車メーカーですが、これからは、『モビリティ会社』と再定義し、
先日、新聞記事で、エアウィーブ社では、自社を寝具メーカーではなく、『眠りのインフラをつくる会社』
と再定義していることを知りました。
『眠りのインフラ』なんて、かっこいーー!ですね^^
やはり、未知なる、あらゆる可能性を秘めた再定義としての表現は
これからの企業経営には不可欠、ですね!
まぁ、もちろん、それに裏打ちされたリソースがちゃんと会社に眠っていてこそ、なのですが。
そうした”永続性”を前提としている企業ですが、
「企業の寿命は30年」と言われたのが、今では、さらにその寿命は短くなる一方のようです。。
アメリカの調査会社のデータですが、1960年には60年を超えていた企業の平均寿命が、
現在では平均20年程度に短命化した、とのこと。
ぱっと華やいで、ぱっと散るというドラマでしょうか(^_^;)??
長寿企業が多いと言われる日本でも、企業の平均年齢は37.16歳で、
創業100年を超える会社はわずか2%なのだそう。
一方、人間の寿命は、日本では”100年人生”が宣言されていますね。
70歳まで働けるよう、環境を整える法案が来年にも出るそうですが、
22歳から働き始めると、約48年間、人間は働くことのなるわけですね。
なんと、生命体である人間のほうが、寿命が長いのですね!!
存在している企業をめがけて?、転職もあり、なんですが、
100年人生も想定すると、
やはり、一人ひとりが何らかの”収益価値創出体”のように、
変化(へんげ)していくことも、これからは期待されてくるのではないでしょうか?
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公認会計士・税理士 権田 俊枝
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