自分にとっての”報酬”の魅力を探してみる
いったんモノゴトをやり始めたら、それを「やり抜く力」が今の人には足りない・・・
などと とくに若い人を中心に言われるようにもなりました。。
「らしさ」のような概念が重視されるようになって、”頑張る”ことは ”自分”には合わない・・と。
たしかに、すぐに ”自分には合わない ”、とか ”心が折れる” とか カンタンに弱音のようなものを言葉にする人も増えてきました(-_-;)。
社会に出て、戸惑うことも確かに多いとは思いますが、まずは、”謙虚な”メンタル状態に自分自身を置くことがポイントだと思います。
『世間様はすべて正しい』とかつて、母がはじめて社会に出て 困難に遭遇した(と思った)とき、
その母(祖母)が教えて(叱咤して)くれて、退職をとどまったと 以前聞きました。
自分自身の中に、しっかりと根付くものができれば、しばらくは堪えることも多いですが、そのあとは 楽しいという境地にもなれるのかも・・・
やり抜く力の源泉を「モチベーションの維持」と考えたとき、
モチベーションを維持するポイントとして、
その人にとっての「報酬」(主観的な価値観)と「実現の可能性」の掛け合わせで表せるのがモチベーションだそうです。
「報酬」は、”金銭的な報酬”ももちろん ありますし、金銭以外すなわち ”承認”や”賞賛”、”達成”、”責任”、”貢献”や”成長”、また、”新たな発見(技術やノウハウ、法則など)”だったり、”独自性”の創出・・・、など
ツボがたくさんあるはずです。
「実現の可能性」とは 努力して届くか否かのギリギリの水準に目標を置くのがポイントとのこと。
高すぎる目標は疲弊してしまうし、低すぎる目標は退屈、になってしまいます。
学校で教えてくれなかった「能力」の鍛錬は、最後の手段として 企業教育にかかっているのかもしれません。
まずは、自分の「報酬」のツボは何かを発見してみるといいですね。
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公認会計士・税理士 権田 俊枝
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