”量”から生まれた、天才絵師「若冲」の実力
昨日から、ゴールデンウィークに入りましたね!♪♪
今日も良いお天気です!(^^)!。
海外に行く人もいますが、連休中は、やはり良いお天気が続いてくれるのが一番ですね。
(連休中は晴れるといいですね~♪)
私の場合、少しでも休日ができると美術館に足を運びたいなぁ~、とワリと考えるたちで、自分の手帳には、昨年すでに、今年に いくつかの美術館を巡るスケジュールをあらかじめ”ブロッキング”しております。
そんなわけで、今年は、桜満開の4月上旬に、目黒川の桜通りと東京都庭園美術館に行ってきました。
しかし、どーしても気になるのが、現在、東京都美術館で開催されている「生誕300年記念 若冲展」ですね~。
若冲とは、江戸時代中期の絵師ですが、もともと京都の錦小路にある青物問屋のオーナーで、家督を弟に譲った40歳くらいから本格的に画業に専念した方です。
若冲展、行くなら かなりの大混雑を覚悟すべし!!!と周囲から言われ、
[[[休日/戦闘モード]]] で作品見るのが苦手な私はまだ行けていません・・・(-_-;)。
”天候悪い平日の閉館間際”ならば混雑してないよ、きっと。
といわれてもねぇ・・・(^_^;)。
今や、爆発的な大ブームとなった、若冲ですが、
「千載具眼の途を俟つ」(千年後くらいには、私の作品の価値を理解してくれる人が現れる)・・・
という言葉を残したらしいです。
生前、作品を評価してもらえなかったのか、と思いきや、作品の発表当時からかなり高く評価され、人気はバツグンだったようです。
どこの流派にも属さず、しかもアマチュア出身なのに、当時京都に数千人はいたアーティストのなかで、トップの7~8人にランクイン、されていたようなのです。
若冲先生、ずいぶん謙虚ですね~。
とも思いましたが、若冲先生の視野は当時、自分の周辺だけでなく、未来における、世界レベルでの評価を自分の作品について客観視していたのかもしれませんね。
現代のように、当時SNSが発達してたら、瞬く間に、少なくても全国レベルの超有名アーティストになっていたでしょうね。
実際に若冲先生の作品は、これ、CG??というほどの精密さと、キュンとするような構図、色彩です。
クジャクの羽の模様がしっかりハートマークになっていますしね♡
カワイさと、オシャレさと、芸術性をじゅうぶん備え、女性のツボ(女性だけじゃないけど)をしっかりと捉えています。
しかし、
見事な画力と光るセンスの背景には、実は、徹底的に”量”をこなす努力をしていたそうです。
京都の寺院が所有する宋・元・明代の中国の画1,000点もの模写をこなし、しかも、マネだけでなく、その過程で自分なりのアレンジも加えてずいぶん腕を磨いたそうです。
さらに、何十羽の鶏を自宅の庭に放って徹底的に写生していたそうです。
さまざまな超絶技巧や、書き直しナシ、輪郭を描かない・・・等の神技は、”1000本ノック”という、”大量”の練習の中から生まれてきたのかもしれません。
どれだけの人がコツコツと莫大な地道努力を続けることができるでしょうか?
「天才だからできた」- と一言でいってしまえば簡単ですが、天才といわれる能力も、量から生まれてきた、という要素が少しでもあるのならば、
自分がこれは大事!と思うものは、まずは、量から追求し、経験と数をこなしていきたいと思っています(^^)/。
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