3つの「魔」のうち、どれに挑戦する?
今年は例外的に、大河ドラマが2月からスタート。
そして、ドラマの主人公は渋沢栄一。
熊谷市のお隣の深谷市の記念館、予約をとって早くいきたいです。
その渋沢栄一のことを城山三郎氏は、次のように語っていたことが
『365人の仕事の教科書』に載っていました。
渋沢栄一は、3つの「魔」を持っていたと。
それは、
1.吸収魔
2.建白魔
3.結合魔
「吸収魔」とは、学んだことを驚異的なほどに血肉化してしまう才能。
努力して何度も何度もコトにあたって吸収していくコツコツ型の方もいますが、
きっと、渋沢栄一はそうではなくて、天才級の吸収力を持っていたのかもしれませんね。
次に、「建白魔」。
歴史の教科書以来、かなり久しぶりに接した「建白」というワード。
これは、世のため人のための政策の立案・企画をし、それを建白しちゃう才覚。
この魔は、現在の起業家もこういう才覚を持ち合わせている人、少ないのではないでしょうか?
そして、「結合魔」。
アイデアを結合するんじゃなくて(それもあると思うけど)、
人材を発掘し、人と人とを結びつける能力。
単なる適材適所だけじゃなく、この人とこの人を出会わせることでシナジー効果を
生み出せることも、きっと見抜いたのでしょう。
それらの「魔」とは、つまり「狂」。
「狂」になれるか、どうか・・・・
「狂気」という武器は、ビジョンとかミッションとかいうものでなくて、
きっと、何らかの「野生性」があるものだと思う。
3つの魔のうち、
最もレアな、建白魔。
これを一度はやってみたいものです。
この「魔」だけ、勇気とチャンスで何とかなるかもしれないから^^。