”PWYW”のシステムが成り立つ成熟した社会
主に、サービス業を中心に、 「PWYW」 というシステムがビジネス(モデル)上で話題となっているそうです。
「PWYW」とは ” pay what you want ” の略で、 ”あなたが好きな額を支払う” という意味。
つまり、売り手が価格を決定するのではなくて、買い手(消費者)が 自らの価値観でジャッジして、料金を支払うというシステム。
価格は、本来、需要と供給のバランスで決まってくるもの。 ですが、
サービスを提供するサイドも、マーケットバランスという範疇を超えて、
サービスの内容、形態 ≒ サービス提供者のキャラクター !?のような
一概に比べることのできない、個別的な価値を提供するようになったことも背景にあるからかもしれません。
同時に、サービスを受ける側の消費者として、素直に感じる感情もさまざまですからね。
ずいぶん、前になりますが、6年以上前に、瞑想修行に行ったことがありますが、
その宿泊や食費などの料金は、自分たちで決めるシステムになっていました。
10泊11日。さて、いくら払う??
もちろん、参加者みんなの料金もチェックしたわけではないのですが、支払う料金は、本当に、
人によってまちまち でした。
人が感じる「価値」ってほんと、よく分からないですね・・・
「価格決定権」が消費者側にあるというとは、ある意味、人間的な成熟度、といったものが、
売り手も買い手のほうの両者で とても必要となってくるのだと思います。
当たり前かもしれませんが、経済の高度の成長期にある頃の日本や、海外の新興国では、こうしたシステムは難しい・・・。
また、同じような価値観を共有できる人との出会いがたくさんできるように、
「売り手」側のほうも、 ”こんな価値観をもった人を集客したい。引き寄せたい!”
と”明確に”分かるように、ビジネスを展開していくことも これから必要になってくると思います。
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公認会計士・税理士 権田 俊枝
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