中小企業の”2030年消滅問題!?”を防ぐ秘策は?

先週、エコノフォーカスで「中小企業 2030年消滅?」という記事が掲載されていました。

中小企業庁が経営者の年代別の人数を調べたところ、15年のピークは66歳で、そのシミュレーションで、2030年には80歳に届く計算で、多くの企業が存続の判断を迫られることになる、と記されています。

 

たしかに、今が(現状が)大変!と思う毎日の繰り返しは、会社の将来、どうしよう、という発想を希薄にさせるし、

逆に、現経営者がパワフルすぎて、”俺の会社”意識が健全すぎても、

後継者に今後、しっかりと活躍してもらおう、という考えがなかなか湧かないものです・・・。

 

経営者でなくても、誰もが、人生で関門になる「未来を見つめて、しっかりと今を考えてみること」問題。

こういう視点、普段から意識していないと、なかなか難しい。。。と考えてしまいます。

なぜなら、未来を考えることは、”今”とちゃんと向き合うこと だから・・・。

内心、あー、キツイな、て思っちゃう。。。

 

 

経営者のなかでも、今を生きるのが精いっぱい! 先は考えられないよぉ~((+_+))、という方もいらっしゃいますが、

 

そうでなくても、自分の(実際は、自分でも気づかない)価値観のようなものをちゃんと持っているんだけど、

それ(価値観)があれば、ただ、それだけでいい・・・、それ以上はいらない、考えたくない、という”今時点”のこだわりのような発想で、終始しちゃう方、実はとても多いんじゃないかな~、と思います。

 

そして、それ(自分なりの価値観)を未来に引き継ぐにはどうしたらよいのか・・・??

 が大切で、

 

「これから、どうしたいですか?」ということを、経営者に問いかけると、

 

『そうだよね、なかなか普段、考えないで過ごしちゃうけどね。そういうのって、大切!』 とその後、しっかり向き合う方と、

そうでなくて、

『今の、こだわりが守れたらそれでいい』という方も(ちょっと残念だけど)確かにいらっしゃいます。

 

未来を考えるって、ほんと、エネルギーいるし、場合によっては、トレーニング?みたいなのも必要なほど。

(ちなみに、某”トレーニングツール”を 当事務所ではご用意しておりますので、お気軽にお声かけください!)

 

だから、”将来を考える機会”を、私たち会計事務所でも、定期的に、投げかけていく使命もありますね(^^)/。

 

時には、向き合いたくない、苦いことも多々あるけれど、会社の(ちょっと痛い!?)成績表(数値のチェック)と並行して、将来のビジョンを描くトレーニングも ちゃんと必要になってくると思います。

 

この、ちょっと変わったハードな!?、定期的トレーニングが、2030年の、優良な 中小企業の消滅を抑制する漢方薬になれたら ちょっとうれしいな、と思っています。

 

 ピンクの手帳とカラーの付箋

 

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