”事業承継”は、「はな子」のような重厚感と存在感で・・・
先週、69歳の国内最高齢の象の「はな子」が亡くなりました。。。
タイで生まれ、”本人”の意思とは関係なく日本にやってきて、そして、必ずしも”本人”の意思で起こったわけではない、アクシデントもあり、数えきれない多くの”人生”ならぬ、”象生”ドラマがありました。
そうしたドラマを、ただただ、あるがままに黙って受け入れてきた「はな子」。
こう考えてみると、「はな子」の一生は、なんだか人の一生にも似ているような気がします・・・
「はな子」は、言葉は話さないけど、「はな子」がいた井の頭自然文化公園には、多くの”ヒト”が「はな子」に語りかけているのをテレビで見たことがあります。
ある人は、定期的に「はな子」に会いに来て、優しい声をかけたり、ある人は、「はな子」に人生の悩みを打ち明けたり、ある人はじっと、「はな子」を見つめるだけだったり・・・
でも、「はな子」に会いに来た、たくさんの人々は、「はな子」から、元気をもらって笑顔で帰っていきます。
「はな子」は、その存在感と重厚感だけで人を癒す、物言わぬ”哲学者”だったのかもしれません。。。
人も、年齢を重ねるにつれ、はな子のような 大きなオーラで、次の世代を担う後輩たちを励まし、癒す存在になれたらいいですね~(^^)/。
「事業承継」では、先代の経営者が、後継者に経営をバトンタッチすることですが、
先代の経営者は、圧倒的な存在感(威圧感じゃなくて(^_^;))と安心感を周りに与えられる存在。
そして、後継者は、今は圧倒的な存在感はなくても、アクティブさや、新進さを備え、未来を切り開いていく存在。
お互いに、役割が違うわけですね。
先代は、後継者の良いところ&強いところにフォーカスし、足りないところは、NO.2に補ってもらうような作戦をたてていきましょう。
後継者は、これまでの数々の試練を乗り越えてきた先代のドラマにリスペクトしてみましょう。
すると、これまでと また違った視点が拡がるかもしれません。。。
こんな2人がひとつの会社に備わっていたら、とっても理想的な事業承継なんだろうな・・・と思います。
数々の物語と、私たちにたくさんの元気をくれた「はな子」のご冥福をお祈りします。合掌・・・
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公認会計士・税理士 権田 俊枝
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