成功体験にツッコミを入れるにも”教養体力”が要る。。。
税制の改正も伴って、「事業承継」については、急務の体制がはかられるべく措置がとられています。
でも、「事業承継」にとって、もっとも重要なことは、
社歴が長ければ長いほど、過去の成功体験(もはや、やや時代遅れになりつつあるビジネスモデル)
からいかに抜けることできるか、
という視点です。
自社の事業が時代遅れ??
と自覚しているか、それとも自覚しえていないのか?
自覚はしていても、見ないふりして(いつものように)日常を過ごしちゃうだけなのか・・・?
まだまだ、お先のことだから平気平気、という気分!?
「批判」とは、他者をディすること
と考えがちですが、もっと大切な、もう一つの意味があるのだそうです。
それは、 「自分の振る舞いが適切であるかどうかを省みる」のが「批判」 。
とは、戸田山和久氏のことば。
つまり、 自分の思考や行動、ことばにツッコミを入れることが もう一つの「批判」 。
でも、この「批判」は、”教養”が自分自身のなかに培っていないとできない業(ワザ)らしい・・・のです。
では、教養をたっぷり勉強した(と思われる)大学卒業以上は、バッチリ備わった能力なのか??
答えは、どうやら ここは 「No」らしい。
既存(の事業)をいかに大事にしながらも、将来の展望をつくるか・・も、自分自身を省みる
ツッコミの要素が必要とされるのですね!
たびたびの、国を司る機関での不祥事で、それを起こす人たちは、一応は、しっかりと「教養」を学習したはず、ですが、
ひとつ、じゅうぶん気をつけなくてはならないのは、
「教養」は、キャリアや成績など、評価の対象となる科目のひとつと考えてはいけない、ってこと。
つまり、テストでよい点を目指す対象でもなく、オマケでもない・・・
私も大学生の頃、ちゃんと心得ていればよかったな。。
ふたたび、戸田山氏のことばに戻ると、
『こんなことをやっていて、いいのだろうか?」と反省する能力が教養で、
世の中をよくする仕事は教養の持ち主にしかできない。』
・・・でも、どうやら、「教養」は学習机の上だけで学ばれることだけでは、決してないでしょうが。。
「ボケ」ばかりの世の中じゃ、社会は回らない、ってことですね。
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