万全の資金繰りを行うには?①

21日に、東京の方など一部の地域で日本気象協会で桜の開花宣言が発表され、まさに春らしくなりましたね。

群馬県(前橋市)の方では開花予想日が3月29日(日本気象協会3月16発表より)でまだもう少しかかりそうですが開花が楽しみですね。

さて、今回は「万全な資金繰りを行うには?①」です。

H26年4月より消費税が5%から8%にアップしたことにより、会社の資金繰りはより厳しくなったところが多いのではないでしょうか?

また、H29年4月より消費税率が10%にアップすると言われ、より資金繰りが悪化していくのではないかと思います。

そこで万全な資金繰りを行うために、

自社の資金の入金や出金のサイクルを確認し、

自社の必要運転資金はどれくらい必要なのかを知る必要があります。

通常、資金の入金のサイクルは、

①商品等を仕入れてから販売するまでの期間→②商品等を販売してから回収するまでの期間→③回収(入金)

となりますが、

資金の出金のサイクルは、

①商品等を仕入れてから代金を支払うまでの期間→②支払い

と資金の回収と商品等の仕入れ代金の支払い期間でタイムラグが生じることなり、このタイムラグで手当てしていかなければならないため、必要運転資金を知る必要があるのです。

ちなみに、必要運転資金の計算は以下のようになります。

(売掛債権+棚卸資産)-買掛債務=必要運転資金

自社の必要運転資金を知り、万全の資金繰りを行っていきましょう!