万全の資金繰りを行うには?②
3月の下旬となり、より一層、仕事やプライベートも大変忙しくなっているのではないかと思います。
また、気温が春のぽかぽか陽気から一転、若干肌寒くなってしまい、体調が崩れやすいですが、この寒さにも負けないくらい熱くなって乗り切っていきましょう!
さて、「万全の資金繰りを行うには?②」です。
自社の必要運転資金は計算し、把握したがどうすれば資金繰りが良くなるのかが問題ですよね。
そこで、今回は、資金繰りの改善ポイントをお伝えします。
1.売掛債権
売掛債権では、「売掛債権の回収期間を短くする」です。
2.買掛債務
買掛債務では、「買掛債務の支払期間を長くする」です。
この「1.」と「2.」については得意先や取引先に影響を及ぼすことですので、なかなか難しいところではあります。
そこで、
3.棚卸資産
「適正在庫を把握し、現金支出を減少させる」です。
自社の在庫が適正か過剰なのかは、
「棚卸資産回転期間」により判断ができます。
棚卸資産回転期間の計算式は下記のとおりです。
棚卸資産÷年間売上高×365日=棚卸資産回転期間
ただし、この「棚卸資産回転期間」は業種によって異なりますので、業種の平均などを参考にして、自社と比較を行ってください。