万全の資金繰りを行うには?④
東京で桜の開花宣言があってから一週間以上過ぎましたが、太田市方面でも桜が少しずつ開花し始めましたね。
通勤途中に桜の木があるのですが、そちらの桜も咲き始めているので早く満開にならないかと心をワクワクしながら、毎朝の通勤の楽しみにしています。
さて、今回は「万全の資金繰りを行うには?④」です。
「万全の資金繰りを行うには?③」で資金繰り表について解説しましたが、今回は、資金繰り予定表の作成のポイントをお伝えします。
そもそもなぜ、資金繰り予定表を作成するのでしょうか?
「万全の資金繰りを行うには?③」で説明した「将来の資金繰りに窮しないように管理するために作成する表」
つまり、
会社の経営を計画的に行うために作成します。
そのため、
以下のように資金の出入りを大きく4つに分類します。そうすることにより、資金がどのように入金され、何に出金されるのかという資金の流れが視覚化することができます。
「①経常収入(現金売上の入金や売掛金の入金など)」
「②経常支出(現金による支払いや買掛金の引落しなど)」
「③経常外収入(固定資産の売却など)」
「④「経常外支出(固定資産の購入など)」
この4つに分類することにより、営業活動による入出金なのか、それとも営業活動外による入出金なのか区分できます。
また、4つに資金の回収、支出を分類した後に、()内の内訳部分(資金の回収手段)を記載することにより、さらに資金の回収や支出の出所が分かりやすくなります。
また、会社によっては、売掛金による資金の回収が全くないところや、現金による売り上げが全くないなど様々な会社があります。そのため、資金繰り予定表の「経常収入」や「経常支出」などの内訳部分(資金の回収手段)については、自社に合ったものを書きだして自社オリジナルの資金繰り予定表を作成してみてください。
ただし!第三者(金融機関など)が見ても一目でみても分かりやすいように作成をしていきましょう。
まずは、自社の資金の動きを確認していきましょう!
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