万全の資金繰りを行うには?⑨
4月の下旬に近くなり、だいぶ暖かくなりましたね。桜が散り葉桜となりましたが、今はハナミズキがきれいに咲いていますね。
花を見ていると癒されますね。
では、花に癒されつつ今日も一日頑張っていきましょう!
「万全の資金繰りを行うためには?⑧」では、2つの経常収入(キャッシュ・イン)の見積もり方の方法のメリット、デメリットを説明させて頂きました。
今回から、経常収入の見積もり方のポイントについて説明をしていきます。
「万全の資金繰りを行うには?⑧」でも記載したように、正確な入金予定表を算定するために多くの時間を掛けるのは効率的ではないので、
『②過去の売上高、売掛金、受取手形から資金回収の実績額を用いて回収額の比率を算定して、今年度の売り上げ予測に対する月次の資金額を見積もる方法』で、説明をしていきます。
経常収入の見積もりは、①売掛金回収の見積もり、②受取手形回収の見積もりの順で行ってください。
それでは、4段階で経常収入の見積もりのポイントを説明します。
Step1:前年度売掛金回収表の作成
まず始めに、過去1年間の実績表「前年度売掛金回収表」を作成します。
月別に「売掛金の回収金額」、「回収方法(現預金による回収や受取手形による回収など)」と「各回収方法の回収比率(回収金額を用いてです)」を表にまとめていきます。
この、前年度売掛金回収表を作成する際には、「前年度の現金出納帳」、「各預金出納帳」、「受手形記入帳」などを用いて、現金等の入金を分析し、記録します。
「万全の資金繰りを行うには?⑩」は、Step2から説明していきます。
会社の資金繰りを改善していきたいと考えている方は、是非「こちら」から
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公認会計士・税理士 権田 俊枝
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