中小会計要領って何?③

中小会計要領って何?②」では、「中小会計要領に取り組んだきっかけは?」と「中小会計要領に取り組んだ結果どんな効果が得られたの?」について説明しました。

 

中小会計要領に取り組んだら、「部門別、商品別、取引先別での現状把握の結果コスト削減に成功」「財務・損益状況の明確化により製造原価のコントロールに成功」など様々なメリット(効果)を得られることが分かりましたね。どんぶり勘定で会計を行っていては、下げられるコストも下げることが出来ず、また、経営にとって大切な情報を読み取ることができません。

しかし、「いくらメリットだらけの中小会計要領でも、どう導入すればよいのか分からない」「導入するのは難しそう」と思われる経営者の方もいるのではないでしょうか?

 

●中小会計要領はどのように導入すればいいの?

 

中小会計要領を導入するためには・・・

 

自社で会計を行うこと

 

が必要な条件となります。

 

●自社で会計を行い、経営等に活用するためには?

 

自社で会計を行い、経営等へ活用するためには3つのステップがあります。

 

ステップ1 会計帳簿

 ①適時・正確な記帳

 ②基礎的な資料の作成

 

ステップ2 計算書類の作成

 記帳や基礎的な資料(会計帳簿など)を基に計算書類を作成

 

ステップ3 経営等への活用

 計算書類等の財務情報を基に、経営指標との比較や経営計画書の作成など事業活動に活用!

 

 

 

 

ステップ1にある「①適時・適正な記帳」を行うためには、自社内でタイムリーに会計処理を行う必要があります

会計事務所など外部の第三者に会計を委託してしまうと、手許に計算書類等が届くまでに会計情報の鮮度が落ちてしまうため、ステップ3の経営への活用の資料として価値がほとんどありません

 

自社の経営状態と自分の健康状態とを置き換えてみてください。人間ドックを定期的に受け(ステップ1)、正確な健康診断書を受け取ること(ステップ2)が出来れば、健康管理へ活用(ステップ3)することができます。

これにより、悪いところを治したり、病気を未然に防ぐことができますね。

 

会社も同じです。問題となっていることを解決、未然に防ぐことが可能となります。

 

 

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