令和6年度の所得税等確定申告、扶養親族のマイナンバー等未記載にご注意を!

●令和6年度の所得税等確定申告、扶養親族のマイナンバー等未記載にご注意を!

2月に入り、もう少しで所得税等の確定申告の時期ですね。令和6年度は「定額減税」があり少し注意点があります。

まず、同一生計配偶者や扶養人族に係る定額減税を受けようとする場合には、確定申告書に、その同一生計配偶者や扶養人族の氏名、生年月日、マイナンバー等を記載する必要があります。

 

そこで注意が必要なのは年末調整を受けて定額減税等を受けた方が所得税の確定申告をする場合です。

これまで、給与所得者が年末調整時の時に配偶者控除等の適用を受けた場合、所得控除の内容に変動がない限り、配偶者や扶養親族の氏名等について確定申告書に記載することを省略することができました。

ですが、「定額減税」に関しては、年末調整において同一生計配偶者等についての定額減税の適用を受けている場合でも確定申告書に氏名、生年月日、マイナンバー等の記載が必要になります。

 

そのため、給与所得者が医療費控除や住宅ローン控除などの適用を受けるために所得税の確定申告する場合には記載漏れに注意をしてください。

 

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