令和6年度税制改正~所得税編②~

●令和6年度税制改正~所得税編②~

 

・住宅ローン控除制度の見直し

令和4年度税制改正にて、住宅ローン控除の見直しが行われ、その中で新築住宅等の借入限度額が、入居年が令和6年、令和7年の場合、「長期優良住宅・低炭素住宅の場合4,500万円」「ZEH水準省エネ住宅の場合、3,500万円」「省エネ基準適合住宅の場合、3,000万円」「その他の住宅の場合、0円(※令和5年までに新築の建築確認:2,000万円)」となりました。

 

ですが、今回の令和6年度税制改正にて、子育て世帯向けに住宅ローン控除制度の拡充が行われました。

内容としては、子育て特例対象個人の新築住宅等の借入限度額について、入居年が令和6年については、「長期優良住宅・低炭素住宅の場合5,000万円」「ZEH水準省エネ住宅の場合、4,500万円」「省エネ基準適合住宅の場合、4,000万円」借入限度額の上限がアップします。

ちなみに対象となる子育て特例対象個人とは、「年齢が40歳未満であって配偶者を有する個人」「40歳以上であって40歳未満の配偶者を有する個人」「19歳未満の扶養親族を有する個人」になります。

 

今後、国内長期金利が上がってるため、住宅ローンの金利も上がる可能性がありますが、もし上がるようでしたら0.7%に引き下げられた控除率も1%に戻して欲しいなと思います。

 

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