会社の健康(指標)を診てみよう③
「会社の健康(指標)を診てみよう②」では「営業利益と比べ、経常利益の額がかなり低い場合」と「売上総利益は黒字だが、営業利益がマイナス(赤字)の場合」どのような点に注目するかを説明しましたね。今回の「会社の健康を診てみよう③」では前年同月の損益計算書(試算表等)と比較しながら、「売上高が前年度と比較し減少しているが、売上原価は前年度と比較して増加している場合」について説明します。
●会社の健康を診てみよう③~損益計算書から会社の健康状態(経営成績)を診てみよう③~
●売上高が前年度と比較し減少しているが、売上原価は前年度と比較して増加している場合
このような場合、「売上総利益」が減少傾向にあります。
要因として、販売価格が減少していたり、仕入単価が上昇している可能性が挙げられます。
「前年度と同等の販売数量だが、販売価格が減少したため「売上総利益」が減少傾向にあるのか」または「前年度と同等の販売数量で、販売価格は変更していないが、仕入単価が上昇しているのか」「前年度と同等の販売数量で、販売価格は減少し、仕入単価が上昇しているのか」など、「売上総利益」がなぜ、減少傾向にあるのかの要因解明をする必要があります。
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