会社の健康(指標)を診てみよう⑦
11月に入り、日中でも最高気温が20℃前後とかなり寒くなってきましたね。
体調管理に気を付けて今日も張り切っていきましょう!
「会社の健康を診てみよう⑥」では、資金繰りの指標として、「当座比率」について説明しましたね。
今回の「会社の健康を診てみよう⑦」でも、資金繰りの指標である、「現預金比率」を診てみましょう。
●会社の健康を診てみよう⑦~貸借対照表から会社の健康状態(資金繰り)を診てみよう③~
・現預金比率
この「現預金比率」は下記の計算式で算出します。
現預金比率(%)= 現金預金 ÷ 流動負債 × 100
この「現預金比率」は当座資産から、すぐに、現金化できるかわからない有価証券などのを除いて、「当座比率」より流動負債を確実に返済できるかを示した指標です。そのため、「当座比率」よりもさらに短期の支払能力を計ることができます。
ちなみに、この「現預金比率」は、少なくても30%程度確保した方がよいと言われています。
得意先が倒産するなどの万が一に備えるためにも、現金としてすぐに使用できる資産を確保しておきましょう!
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公認会計士・税理士 権田 俊枝
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