会社の健康診断①
ここ数日朝晩が涼しく、昼間との寒暖差がありますが、体調はいかがですか?
夏風邪は治りにくいと言われておりますので、体調管理には十分に注意してください。
それでは、今日も張り切っていきましょう!
今回のシリーズは「会社の健康診断」ということで、皆さまは、会社の健康診断を定期的に行っていますか?
ご自身やご家族、従業員等の健康診断は定期的に行っているが、「会社の健康診断を定期的には行っていない」あるいは「会社の健康診断て何するの?」と思う方もいるかもしれません。
人間と同じように会社も定期的に健康診断を行っておくことにより、会社の健康状態(財政状態や経営成績等)を把握することができます。
今回の「会社の健康診断①」では、貸借対照表から、会社の財政状態(健康状態)がどんな状態なのかなどを説明します。
●会社の健康診断① ~貸借対照表から、会社の財政状態(健康状態)を診てみよう~
ご存じのとおり、貸借対照表を見ることにより、会社の財政状態がわかります。
例えば、「固定資産」が「固定負債と自己資本の合計額」を超えて大きく膨らみ、それに伴って「流動資産」よりも「流動負債」が大幅に上回ってるような財政状態の場合、資金繰りの悪化が懸念されます。
上記のような財政状態になった要因として、短期借入金で多額の設備投資資金を調達しているケースが考えられます。
多額の設備投資をする場合、長期間にわたって設備投資の資金を回収するため、短期借入金で資金調達した場合、短期借入金の返済時に資金繰りの悪化が予想されます。
このように、貸借対照表から財政状態(健康状態)を把握することができます。
そのためには、タイムリーな会計情報が必要となります。ぜひ、自社で会計もしてみましょう。
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公認会計士・税理士 権田 俊枝
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