会社の健康診断⑥
昨日は久々に猛暑日となり、とても暑かったですね。
本日も昨日と同じくらい暑くなるようですので、体調に気を付けていきましょう。
それでは、今日も張り切っていきましょう!
「会社の健康診断⑤」では、「営業利益と比べ、経常利益の額がかなり低い場合」という例題を使って損益計算書から会社の健康診断(経営成績)を説明しましたね。
このような場合、営業外費用が多額になっていると考えられ、要因として、金融機関等からの借入金に対する利息の支払いが多額になっている可能性が挙げられます。そのため、借入金の返済方法等を検討するなどして、支払利息を抑えるようにしていきましょう。
また、上記の要因の他に、手形をよく割り引いてたり、営業外費用に、本来ならば販売費及び一般管理費などの費用が含まれていないかの確認もしてみてください。
それでは、今回の「会社の健康診断⑥」でも、例題を使って損益計算書から会社の健康診断(経営成績)を説明します。
●会社の健康診断⑥~損益計算書から会社の健康状態(経営成績)を診てみよう③~
例題:売上総利益は黒字だが、営業利益がマイナス(赤字)の場合
要因として、売上の減少、商品等の売上原価増加による売上総利益率の低下、販売費及び一般管理費の増加などが挙げられます。
営業利益がマイナス(赤字)ということは、会社本来の営業活動で利益が生まれていないため、早急に対応する必要があります。
まずは、何が原因なのかを見つけて、その原因がわかったらどのように解決していけばよいか考えていきましょう。
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公認会計士・税理士 権田 俊枝
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