会社の健康診断⑦
ここ最近、昼間と違い、朝や夜涼しくなってきましたね。
秋が少しずつ近づいているようですね。
季節の変わり目ですので体調管理には十分に注意しましょう!
それでは、今日も張り切っていきましょう!
「会社の健康診断⑥」では、例題「売上総利益は黒字だが、営業利益がマイナス(赤字)の場合」を使って損益計算書から会社の健康診断(経営成績)を説明しましたね。
このような場合、要因として売上の減少、商品等の売上原価増加による売上総利益率の低下、販売費及び一般管理費の増加などが考えられましたね。営業利益がマイナス(赤字)ということは、会社本来の営業活動で利益が生まれていないため、早急に対応する必要がありますので、何が原因なのかを見つけて、その原因がわかったらどのように解決していけばよいか早急に考えていきましょう。
それでは、今回の「会社の健康診断⑦」でも、例題を使って損益計算書から会社の健康診断(経営成績)を説明します。
●会社の健康診断⑦~損益計算書から会社の健康状態(経営成績)を診てみよう④~
例題:経常利益はマイナス(赤字)だが、税引前当期純利益はプラス(黒字)の場合
このような場合、固定資産売却益といった特別利益の金額が大きくなっています。
要因として、車などの固定資産を売却したことに大きく利益が出たことなどが挙げられます。
税引前当期純利益がプラス(黒字)であっても、経常利益がマイナス(赤字)ということは、通常の事業活動では利益が出ていないということになります。
そのため、経常利益がマイナス(赤字)となっている原因を見つけ、対応する必要があります。
営業利益同様に、経常利益もプラス(黒字)になるようにしていきましょう。
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